千鶴★「魂が震える話」 悲しみとよろこびは・・・
悲しみとよろこびは・・・
漫画家・作詞家の“やなせ
たかし”さんの代表作は、
「アンパンマン」
「手のひらを太陽に」
この「手のひらを太陽に」の出だし、
「ぼくらはみんな生きて
いる、生きているから
悲しいんだ」
という歌詞に対して、
「なぜ生きているから
悲しいんですか?」
と、よく質問されるそう
です。
やなせさんの質問の答えが
気になりますね♪
その前に、
やなせさんの人生を覗いて
みますと・・・
・5歳で父親と死別
・母も再婚
・最愛の弟は戦死
・奥さんも先に旅立たれる
・何度も行われた大手術
・目と耳の不調
・人並み外れた多病で
入退院を繰り返す
と、数々の困難を
乗り越えていらっしゃる方
です。
そんなやなせさんの、
「なぜ生きているから
悲しいんですか?」の
答えは・・・
「悲しむことができるのは
生きているからなんだ。
生きているからには傷つく
ことも多い。
それを乗り越えた時は
うれしくなる。
悲しみとよろこびは
ウラとオモテ」
さらに、
「悲しみを知っている人は、
些細なことでも喜びを
感じることができる。
不幸な時にはじめて幸福の
ことがわかる。」
身をもって、様々な経験を
されているやなせさん
だからこそ、幸せに
ついての言葉が響きますね♪
生きているからこそ、
感じる事ができる“悲しみ”
それさえも愛しく思えて
きますね♪
「幸福は満足する人間に
属す」
by アリストテレス
(古代ギリシャの哲学者)
千鶴